[開催日時] 2024年2月5日(月)15:00~17:10 [会 場] オンライン開催(配信元:愛媛大学・豊橋技術科学大学) [開催趣旨] Society 5.0とSDGsを同時に達成しながら,若者が魅力を感じるスマート農業の地域実装を進める必要がある。デジタルトランスフォーメーション(DX)はその基盤となるものであり,わが国においても,農業生産現場におけるデータ収集と収集したデータに基づいた栽培労務管理の最適化が試みられている。特に,高度な環境調節を行う施設園芸においては,環境情報の取得と複数の生産者間で得られた環境情報を共有する例も増えてきた。施設園芸における昼間の環境制御の主目的は「光合成の最大化」である。これを達成するためには,第一ステップとして,水ストレスなどの光合成阻害要因を排除する必要があるが,それが達成された場合,第二ステップとして,施設園芸だからこそ実施可能な“CO2施用”によって,光合成を促進することになる。本セミナーでは,CO2施用の現状と展望,さらには,CO2施用のターゲットである光合成の生産現場におけるリアルタイム計測の取り組み事例を紹介するとともに,科学的理解に基づいた適切なCO2施用(特に,CO2濃度制御)のあり方について議論する。 参 加 費:無 料(資料代別:1,000円) 総合司会:藤内直道(愛媛大学大学院農学研究科 助教) 15:00 開会の挨拶 有馬誠一(愛媛大学植物工場研究センター長、愛媛大学大学院 農学研究科 教授) 15:05 セミナー趣旨「CO2施用を正確に理解するために・・」 高山弘太郎(愛媛大学大学院農学研究科 教授、豊橋技術科学大学大学院 工学研究科 教授 15:15 講演「施設園芸におけるCO2施用の現状と展望」 安武大輔(九州大学大学院農学研究科 准教授) 15:55 実例報告「生産現場における光合成計測の実際と栽培管理への活用状況」 藤内直道(愛媛大学大学院農学研究科 助教) 16:15 パネルディスカッション 生産者主体の勉強会と植物生体情報共有の意義 「誤解なきCO2施用のために: ゼロ濃度差施用、局所施用 etc.」 高山弘太郎、安武大輔、藤内直道 ※CO2濃度に対する植物応答については次回以降のセミナーで扱います。 17:05 閉会の挨拶 羽藤堅治(愛媛大学植物工場研究センター 副センター長、愛媛大学 大学院農学研究科 教授) 17:10 閉会 当事業は、令和4年度 愛媛県デジタル実装加速化プロジェクト「トライアングルエヒメ」の採択事業として実施するものです。事業の詳細についてはWEBサイトをご覧ください。https://dx-ehime.jp/ ●今回のシンポジウムは、オンライン開催です。愛媛大学内に会場のご用意はございません。 ●お申し込み受付時の自動返信メール内に、zoom URLを記載しております。 ●資料(有料、PDFにて送付)を希望される方へ、別途資料代のお振り込み方法をメールにてご案内いたします。資料はお振り込み確認後、開催前日までにご連絡予定です。※資料代お振り込み締切:令和6年2月2(金)正午 ●録画した物を後日オンデマンドで視聴可能です。 (参加登録者限定・期間限定。申込期間内に受付された方のみ対応。) |
[開催日時] 2024年1月15日(月)16:00~18:00 [会 場] 愛媛大学農学部多目的ホール(農学部本館中棟3階) オンライン併用(配信元:愛媛大学・豊橋技術科学大学) [開催趣旨]Society 5.0とSDGsを同時に達成しながら,若者が魅力を感じるスマート農業の地域実装を進める必要がある。デジタルトランスフォーメーション(DX)はその基盤となるものであり,わが国においても,農業生産現場におけるデータ収集と収集したデータに基づいた栽培労務管理の最適化が試みられている。特に,高度な環境調節を行う施設園芸においては,環境情報の取得と複数の生産者間で得られた環境情報を共有する例も増えてきた。このような流れの中で,「環境情報だけでは植物の生育状態を把握することが難しい。環境情報とともに生体情報も取得したい」というニーズが生じている。特に,「水ストレスの把握」は,施設園芸において最も優先して取得されるべき生体情報である。なぜなら,水ストレスには,気孔閉鎖を介して光合成を低減させる負の効果と,果実の高糖度化などに貢献する正の効果の両面があるため,ストレスの正確な把握と適切な運用が求められるからである。本セミナーでは,水ストレスとは何か・・をわかりやすく説明したうえで,水ストレスが植物体の成長や発達に及ぼす影響の概略,水ストレスの把握方法と栽培管理への活用方法について論じる。 参 加 費:無 料(資料代別:1,000円) 総合司会:藤内直道(愛媛大学大学院農学研究科 助教) 16:00 開会の挨拶 有馬誠一(愛媛大学植物工場研究センター長、愛媛大学大学院 農学研究科 教授) 16:05 「作物の収量・品質に関与する水ストレスとその診断法」 和田博史(愛媛大学大学院農学研究科 教授) 16:55 トマトの光合成蒸散・生育調査データの共有と環境制御・栽培管理の改善 藤内直道(愛媛大学大学院農学研究科 助教) 17:25 パネルディスカッション 「生産者主体の勉強会と植物生体情報共有の意義」 髙山弘太郎(愛媛大学大学院農学研究科 教授、豊橋技術科学大学大学院 工学研究科 教授)、和田博史、藤内直道 17:55 閉会の挨拶 羽藤堅治(愛媛大学植物工場研究センター 副センター長、愛媛大学 大学院農学研究科 教授) 18:00 閉会 当事業は、令和4年度 愛媛県デジタル実装加速化プロジェクト「トライアングルエヒメ」の採択事業として実施するものです。事業の詳細についてはWEBサイトをご覧ください。https://dx-ehime.jp/ ●お申し込み時に、現地会場での受講もしくは、web会議システム「zoom」を使用したリアルタイムオンライン受講のいずれかを選択してください。 ●資料(有料、PDFにて送付)を希望される方へ、折り返し資料代のお振り込み方法をメールにてご案内いたします。資料はお振り込み確認後、開催前日までにご連絡予定です。※資料代お振り込み締切:令和6年1月12(金)正午 ●録画した物を後日オンデマンドで視聴可能です。 (参加登録者限定・期間限定。申込期間内に受付された方のみ対応。) ※シンポジウムタイトルおよび概要は変更となる場合がございます。 |
[開催日時] 2023年6月19日(月)14:00~16:00 [会 場] 野村地域づくり活動センター3階大ホール (西予市野村町野村12号619番地1)Google Map [定 員] 現地会場30名、オンライン100名 [開催趣旨] 若者が魅力を感じるスマート農業の地域実装が求められるなか,栽培面積が20〜50aの小中規模施設園芸においても,環境制御・栽培管理技術の向上を目的として,生育状態の見える化を含んだデジタルトランスフォーメーション(DX)が推進され,生産規模に最適化された生育データ活用法も成熟しつつある。さらに,地方創生や地域活性化の基盤技術として地域の施設園芸栽培ノウハウをデジタル化して新規就農を支援する取り組みも活発化している。本セミナーでは,西予市野村町における高糖度トマト生産者グループにおける最新の施設園芸DXについて紹介する。 総合司会:藤内直道(愛媛大学大学院農学研究科 助教) 第1部 14:00 開会の挨拶 高岡司(愛媛県企画振興部デジタル戦略局スマート行政推進課主幹) 14:05 「プロジェクト全体の概略:植物生体情報DXによる栽培ノウハウの継承」 北川寛人(PLANT DATA㈱ 代表取締役社長) 14:25 「地域金融機関が支援するデジタル化された農業生産の社会的価値」 永原久嗣(㈱伊予銀行地域創生部一次産業事業化推進室課長代理) 14:35 「生産現場での利用が進む生体情報計測技術」 髙山弘太郎(愛媛大学大学院農学研究科 教授、豊橋技術科学大学大学院 工学研究科 教授) 藤内直道(愛媛大学大学院農学研究科 助教) 第2部 15:10 技術実装ハウスの見学・説明会 ※オンライン配信はございません。 熊谷琢磨(有限会社フローラルクマガイ代表) 宮内晃(すずなり農園) ※会場より徒歩にて移動 16:00 終了 参加費:無料 当事業は、令和4年度 愛媛県デジタル実装加速化プロジェクト「トライアングルエヒメ」の採択事業として実施するものです。事業の詳細についてはWEBサイトをご覧ください。https://dx-ehime.jp/ ●お申し込み時に、現地会場での受講もしくは、web会議システム「zoom」を使用したリアルタイムオンライン受講のいずれかを選択してください。 ●第2部のオンライン配信はございません。 ●オンデマンド配信はございません。 |
[開催日時] 2023年9月1日(金)17:00~18:00 [会 場] オンライン開催(zoomを使用したリアルタイム講義) [定 員] オンライン100名 [概 要] 植物生育状態と環境条件に合わせて培養液を管理することは,養液栽培における生産の安定化にとって重要です。培養液管理の基本的な考え方,および地下部環境・地上部環境に対する植物の応答を踏まえて,ミニトマト生産における培養液管理を議論します。 [講 演] 「培養液管理の基礎知識」 和田 光生 (大阪公立大学) ディスカッション 「培養液管理の基礎知識と植物環境応答を踏まえたミニトマト生産」 和田 光生 (大阪公立大学) 熊谷 琢磨 (フローラルクマガイ) 高山 弘太郎(豊橋技術科学大学、愛媛大学) 藤内 直道 (愛媛大学) 参加費:無料 ●資料の配付はございません。 ●オンデマンド配信はございません。 |
[開催日時] 2023年9月14日(木)14:00~16:40 実地・オンライン併催 [会 場] 豊橋技術科学大学A-101(愛知県豊橋市天伯町雲雀ヶ丘1−1)※ オンライン開催(zoomを使用したリアルタイム講義) [定 員] オンライン100名 [開催趣旨] わが国の農業生産現場では,生産者の高齢化と新たな担い手が不足する状況が継続しており,生産基盤の弱体化が加速しています。さらに施設園芸においては,通年での高い生産性の裏付けとなっている暖房やCO2施用に用いられてきた化石燃料の使用を2050年までにゼロにする目標が掲げられました。このような情勢に対応するには,地域全体でのカーボンニュートラル(CN)の議論が必要となりますが,その前提として,CNに資する施設園芸・スマート温室を実現する技術革新も求められています。本シンポジウムでは,同様の社会的ニーズの中で世界最先端の技術開発を進めるオランダの状況を共有するとともに,我が国における電化・CO2高度活用・エネルギー効率の向上を通じた地域CNに資する産官学が連携したイノベーションの現状について紹介します。また,その周辺技術である計測システムやAIデータ解析の先端事例についても触れ,若者が魅力を感じるDXとスマートを可能にする施設園芸の未来を展望します。 総合司会:藤内直道(愛媛大学大学院農学研究科 助教) 14:00 開会の挨拶 寺嶋 一彦(豊橋技術科学大学長) 14:05 シンポジウムの開催趣旨 高山弘太郎(豊橋技術科学大学大学院工学研究科 教授・愛媛大学大学院 農学研究科 教授) 第一部 国際セミナー カーボンニュートラルと自動化に向けたオランダ・日本の最先端開発動向 14:10 ご挨拶「施設園芸における日本とオランダの連携への期待」 デニーズ・ルッツ(駐日オランダ大使館 農務参事官) 14:20 「オランダにおける自動化・知能化に向けた技術開発の動向」 エルダート・ファン・ヘンテン(ワーゲニンゲン大学 ファーム・テクノ ロジー・グループ教授),コンコン・シュン(ワーゲニンゲン大学 ファ ーム・テクノロジー・グループ助教)【オランダからオンライン】 14:45 「脱炭素社会に向けた農山漁村エネルギーマネジメントシステム (VEMS)とゼロエネルギーグリーンハウス(ZEG)の開発と展望」 石井雅久(農研機構農村工学研究部門 資源利用研究領域 地域資源利用・ 管理グループ長) 後藤英司(千葉大学大学院園芸学研究院 教授) 15:10 「SPA(スピーキング・プラント・アプローチ)実装型オール電化パイプ ハウスの開発動向」 高山弘太郎(前出)・藤内直道(前出) 15:35-15:50(休憩) 第二部 産学連携セミナー わが国の最先端施設園芸を牽引する産業界の戦略 15:50 「イノチオが推進する最先端施設園芸」 石黒信生(イノチオアグリ株式会社代表取締役) 16:05 「シンフォニアテクノロジーが挑戦する計測と制御」 爪 光男(シンフォニアテクノロジー株式会社コントローラ開発営業室長) 16:20 「ワタパイが提案するパイプハウスの新展開」 田口昌義(渡辺パイプ株式会社グリーン事業部商品開発部長) 16:35 閉会の挨拶 橋本 康(日本生物環境工学会 名誉会長,愛媛大学名誉教授) 16:40 閉会 参 加 費:無 料 ※実地開催の会場は豊橋技術科学大学です。愛媛大学構内に会場はございません。 お間違いなきようお願い申し上げます。 豊橋技術科学大学A-101(愛知県豊橋市天伯町字雲雀ヶ丘1-1) |